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痛くならない草履の選び方のポイント2つ

草履を履き始めて間もないと、足が痛くなってしまう事があります。慣れないうちは仕方ないと諦めがつくかもしれません。

しかし「草履を履き続けているのに、足が痛い」という意見もちらほら聞かれます。これは草履の選び方を間違えてしまっている可能性が大です。

いくら足に馴染む努力をしていても、草履の選び方に問題があっては意味がありません。自分の足のサイズ・形を理解して、適切なサイズの草履を選べば、足に馴染みやすくなって痛みに悩まされる事も減ってきます。

自分の足に合う草履の選び方について、大きく2つのポイントに分けてご紹介します。いつまで経っても足が痛くなって困っている人・草履選びで悩んでいる人は、参考にしてみてください。

草履はサイズ選びが重要!〇〇向けはあくまで目安

草履の選び方でもっとも重要なポイントは、“男性向け”と“女性向け”、“大人用”と“子供用”、それぞれの固定観念にとらわれない事です。

“女性向け”というのはあくまで一般的な目安です。女性は絶対このサイズの中から選ばなければいけないという事はありません。女性が男性向けの草履を選んでも、まったく問題ないのです。

〇〇向けではなく自分の靴のサイズを基準に選ぼう

ミサトっ子草履の場合、女性向けのサイズ展開は23.0cm〜25.0cmとなっています。この範囲内で収まる女性もいれば、「それじゃ小さすぎる!」という女性もいます。

対して、男性向けのサイズ展開は、25.0cm〜27.0cmと大きめ。これなら、足が大きめの女性も安心して草履を購入できます。

普段の靴のサイズが25.5cm以上の女性や、サイズがないがために諦めてしまいがち。けれど、諦める必要はありません。

逆のパターンも同じです。普段22.0cmの靴を履いている女性の場合、無理に大人用の23.0cmを購入するよりも、素直に子供用の22.0cmを買った方が無難です。

大きすぎるサイズの草履を履いていると、草履が脱げやすくなって歩きにくくなりますし、脱げまいと鼻緒に食い込むようにして歩いてしまう事が多くなり、結果として鼻緒ずれが起きやすくなります。

男性向け草履のデザインが物足りない場合

男性向けの大きい草履を選ぶ際、「もっと華やかなデザインがいい……」と感じるかもしれません。確かに、男性向けの大きい草履は、鼻緒が無地だったりシンプルな柄で、色合いも落ち着いています。

しかし、シンプルな鼻緒の場合、“ボトムや靴下のデザインを選ばない”というメリットもあります。女性向けの華やかなデザインの場合、ボトムや靴下のデザインとぶつかってしまいがちですが、シンプルな鼻緒の場合はそういった心配がありません。

「これはこれで、コーディネートがしやすくていいな」とポジティブにとらえましょう。見た目はかわいいけれどサイズが小さい草履と、シンプルすぎるけれどサイズがぴったりの草履だったら、後者の方が長く履き続けやすいのは言うまでもありません。

草履の鼻緒がこすれてしまう『甲高』『幅広』足

靴の選び方の目安として、“E”の数で表示される「ワイズ」というものが存在します。多くの場合は2E〜3Eが標準とされており、このどちらかのワイズの人は問題ないと言えます。

同じ“24.0cm”でも2E〜3Eのワイズの人と4E以上のワイズの人とでは靴のフィット感が異なります。4E以上のワイズだと、靴や草履がきゅうくつに感じるケースは珍しくありません。

草履のサイズ選び失敗で起こる『鼻緒ずれ』

草履なのでサイズが合わなくても外反母趾などの問題を引き起こすリスクはほとんどありません。しかし、横幅がきゅうくつだと鼻緒ずれのリスクは非常に高くなります。鼻緒が足の甲や指の間に食い込みやすくなり、鼻緒ずれを起こしやすくなるのです。

ガーゼつきばんそうこうや足袋靴下などで肌を保護しようとしても、摩擦力を抑えきれずに何度も鼻緒ずれで悩む事もしばしば……。鼻緒ずれによる痛みで歩き方が不格好になってしまう事も考えられます。

いずれにせよ、きゅうくつに感じる草履を無理やり履き続ける理由はありません。逆にデメリットしかないので、最初から合うサイズのものを選んだ方が賢明です。

甲高・幅広の人は大きめサイズを選んで

ミサトっ子草履に明確なワイズはありません。しかし、サイズが大きくなれば鼻緒のサイズも大きくなり、ワイズにも余裕ができます。

甲が高い・幅が広い人は、鼻緒に余裕を持たせるという理由からやや大きめのサイズを選ぶと良いでしょう。縦幅は24.0cmだけど甲が高い・幅が広い人の場合、敢えて25.0cmを選んだ方が履きやすいかもしれません。

もし甲高・幅広でサイズ選びに悩んでいるのであれば、一度お問い合わせください。

間違っても、鼻緒の長さを調節しようとして無理に引っ張らないようにしてください。草履を傷めてしまい、あっという間に履けなくなってしまう原因になりかねません。

まとめ

足の健康に良く、ゆったり履けるのがミサトっ子草履の魅力ですが、きゅうくつなサイズを履き続けているとすぐに足が痛くなってしまい、まともに歩くのが辛くなります。これでは本末転倒ですね。


草履の選び方をしっかり把握して、足になじむサイズを履いていれば、鼻緒ずれなどによって足が痛くなるリスクを緩和する事ができます。不安なら、あらかじめ足のサイズを測りなおし、それを基に草履を購入すると良いでしょう。


より健康的な草履ライフを送る上で重要なポイント2つ、しっかり覚えておいて損はありません!

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