草履のサイズが合っていないと、鼻緒ずれを起こしたり、歩きにくくなったりするリスクが高まります。
サイズを適当に選ぶと、最悪の場合は足が入り切らないこともあります。いざ取りかえてもらうとなると、発送手続きが面倒ですよね。
今回は、草履サイズ合わせの方法をご紹介します。ミサトっ子ぞうり購入前の参考にしてみてください。
草履サイズ合わせの基本は「普段と同じ」
ミサトっ子ぞうりは、普段履いている靴と同じサイズを選ぶことが基本です。24.0cmの靴を履いている人であれば、ミサトっ子ぞうりも24.0cmがジャストサイズとされています。
ところが、ミサトっ子ぞうりは24.0cm、25.0cm、26.0cm……というように、1cm単位でのサイズ展開です。普段の靴のサイズが24.5cmの人は判断に迷うかもしれません。
普段24.5cmの靴を履いている人は、余裕を見て25.0cmの草履を選ぶと良いでしょう。1cm程度であれば、大きいサイズを選ぶのも問題ありません。
成長期のお子さんのために、あえて大きいサイズを選ぶケースも見られます。足の形にもよりますが、1cm上のサイズが目安です。
お子さんの足の形に応じて、ぴったりなサイズの草履を選んであげてください。小さいと、お子さんが痛がって草履を履いてくれなくなる可能性もあるので要注意!
甲高・幅広は1つ上のサイズを選ぶ
草履サイズ合わせの基本の1つでもある、甲高・幅広の人による草履の選び方です。通常通りのサイズ基準だと、足の甲や横幅がきつくて履けないこともあります。
ミサトっ子ぞうりの場合、甲高・幅広の人は1cm上のサイズも選択肢に入ります。24.0cmかつ甲高なら、25.0cmの草履を選ぶ方が履き心地に余裕が出る可能性があります。
甲高・幅広の程度にもよるので一概に言えませんが、目安にはなります。心配なら、自分の甲の高さや幅の広さを測っておくと良いでしょう。
「ワイズ」という足のサイズの基準があり、足の甲・幅によってEの数が増えていきます。1E〜2Eが一般的な数値、3E以上は甲高・幅広の傾向が強くなります。
3E以上に該当する人は、草履もやや大きめのサイズを選んだ方が履きやすいかもしれません。
ミサトっ子ぞうりの採寸方法
ミサトっ子ぞうりは、ぴったりなサイズを分かりやすくするための計算式を公開しています。購入前に足の長さを測っておけば、選ぶべきサイズも特定できます。
【草履サイズ合わせの計算式】
つま先部分3cm+足の指の付け根からかかとまでの長さ+前坪部分1cm=全長(選ぶ草履のサイズ)
草履のサイズは、縦方向の全長を示しています。上記の計算式による全長が24cmの場合、選ぶ草履も24.0cmが基準です。
足の長さを測る時は、足の裏を地面に密着させるのがポイントです。実際に草履を履いている時とほぼ同じ状態になるので、より正確に測れます。
左右の足の大きさが違う場合、大きい方を基準に選びましょう。小さい方に合わせてしまうと、大きい方の足が鼻緒ずれを起こす可能性があります。
より正確な草履サイズ合わせのポイント
足のサイズをより正しく測るためには、まっすぐ立った状態で測るのがポイントです。足に全体重がかかるので、草履を履いている時の足の状態もわかります。
この状態だと、自分で足のサイズを測るのは難しいかもしれません。可能であれば、家族・友人などに手伝ってもらうと良いでしょう。
カーペットや布団など布の上で測ると、正確に測るのが難しくなります。畳やフローリングなど、硬くて平らな場所で測ることを心がけてください。
足を測る時、もっともおすすめのアイテムは30cm定規です。自宅にないというケースも多いので、一般的なメジャーで測っても大丈夫です。
メジャーで測る時は、極力まっすぐに伸ばして測りましょう。足の内側(土踏まずがある側)、親指からかかとにかけて測るとわかりやすいです。
草履のサイズは合っているのに鼻緒がきつい場合
適切な草履サイズ合わせをしても、実際に草履を履くと鼻緒がきつく感じることがあります。新品のミサトっ子ぞうりの場合、鼻緒がややきつくすげられているのが理由です。
草履が足になじむまでに時間がかかることも多いので、履き始めのうちは鼻緒をほぐしてみましょう。サイズが合っていて鼻緒も十分にほぐれると、履きやすくなります。
草履のつま先部分とかかと部分を持ち、鼻緒がある方向に数回曲げます。その後、鼻緒を外側へ数回引っ張ってください。鼻緒全体がふっくら盛り上がるのが目安です。
鼻緒をほぐした後、鼻緒の隙間にタオルなどを入れて固定しておくのも手です。固定の仕方が悪いと元の形状に戻しにくくなるので、注意が必要です。
それでもきつく感じる場合、サイズの測り方や購入時のサイズ指定を間違えてしまった可能性も出てきます。
まとめ:正しい草履サイズ合わせで健康的に履こう!
足の健康に良い草履は、自分の足にぴったりなサイズを履くことで効果を発揮します。個人差はありますが、選び方を覚えていればサイズも合わせやすいですよ。
適切な草履サイズ合わせで、健康的なミサトっ子ライフを楽しんでくださいね。