「はだし育」という言葉はご存じですか?
文字通り、室内でも屋外でも、どこでもはだしで生活しよう!という子育て方法です。
はだしで生活することで、足の裏だけでなく、子供の体の発達を促すことができます。
はだしはちょっと・・・そんなときに、草履を。
草履で生活することによって足の裏をよく使うようになり、足だけでなく体全体、神経や脳までが鍛えられるといいます。また、歩く場所によっていろいろな感覚を育てることができます。
ぴたぴた、じゃりじゃり、ぬるぬる、冷たい、温かいなど。このとき、足の裏にあるたくさんの神経が刺激され、脳の働きを促します。「はだし(ぞうり)育」は子どもの健康に良いとされています。
ご家庭でもぜひ取り入れてみてください♪
子供の足指に異常が出る理由として、
・足に合っていない靴を無理に履いている
・外で積極的に遊びまわらなくなった
・平らで舗装された道しか歩かなくなった
このような理由が上げられます。
子どもの足は成長が早く、すぐに靴が入らなくなってしまいます。
だからと言って大きいサイズの靴を履くと靴の中で足が固定されず、足の成長に支障をきたします。
また、小さくなった靴を無理やり履き続けると、靴の中で足指が曲がってしまい外反母趾の元になってしまいます。
また、時代が進むごとに道路が整備され、公園がなくなり、土の上を走り回る経験が少なくなったのも原因の一つと考えられています。
室内ゲームが普及したのも子どもの足トラブルが増えた原因の一つですね。
体のバランスを保つため・体の各所に歪みが生じないために、子どもの土踏まずがきちんと形成されていることは大事です。
土踏まずは指をよく使うことによってできあがっていくため、お子さまが幼いころから運動させたり遊びを通じて足の指を使うように促してあげることが必要です。
きちんとした土踏まずを持つ健康な足を作るためには、かけっこをしたり踏ん張ったりするような遊び、例えば鬼ごっこやドッジボールをして毎日遊ぶことが理想的です。
また、昔から日本でよく使われてきた草履は土踏まず形成のために効果的だと言われています。草履を履いて歩くとときに必ず足の指が自然と鼻緒を掴むからです。
草履を履いて遊びまわりながら健康的な体作りをしましょう♪