1970年ごろから子どもの「土踏まず」の未形成や浮き指、足の変形などが問題視されており、年々増加の一歩をたどっているのが現状です。
問題視されている症状が、「土踏まず」の未形成、浮き指の増加、親指の角度、足裏の形、身体の歪みで、特に浮き指に関しては、浮き指が1本もないこどは100人に8人程度しかいないというデータが出ております。
1980年 | 2004年 | |
土踏まずができている | 75% | 46% |
浮き指が一本もない | 93% | 8% |
親指の角度が正常 | 96% | 72% |
足裏の形は逆三角形型 | 長方形型の増加 | |
足やからだの左右差が少ない | からだに歪みのある子が増えている |
個人差にもよりますが、土踏まずが形成されるのは、およそ3~8歳頃と言われています。
土踏まずが整形されることで足裏本来の性能が機能し、歩く、走るなどの際に足にかかる負担が減少されます。
草履を履くと土踏まずが形成形成されるって不思議ですよね。
実は指先でつかむ鼻緒があることが大きなポイントなんです。
土踏まずが形成される秘密はこちら
①鼻緒を掴んで歩く事で足の指の力がつきます。
②足指の力がつくと踏ん張る力がつくため土踏まずが形成できます。
③土踏まずが形成されると、転びにくく、力強く飛んだり走ったりできる足になります。
上のように足の発達を段階的にサポートしながら
健康的な足元を作っていきます。
速く走るためには「足の指を使う」ことが大切で足の指を使って、つま先から力強く蹴りだす事が
出来るようになると自然と足が前に出るようになります。
足の指をつかって速く走れるようになる為に、手っ取り早いのは「拇指球」(ぼしきゅう)を鍛える事。
拇指球とは足の親指の下部分にある円く膨らんだところが「拇指球」です。この「拇指球」を鍛えるのに効果的なのが「ミサトっ子草履」
一歩歩くたびに鼻緒を足の指でつかもうとする力が自然に働くので、「拇指球」を鍛えるトレーニングになります。
ただ普通に歩いたり走ったりするトレーニングでは鍛える事ができません。
だから草履ならではの効果と言えます。