草履はずっと遥か昔から日本で履かれており、足の症状の予防にいいとされています。草履のいいところはたくさんありますが、一つ上げるとすれば「健康的な足元の形成を促す」というところ。足周りが開放された草履を履くと、一歩ごとに鼻緒を足の指でつかむ動作が自然にできるようになり、足の力が身に付きます。足の指をよく使うことで足裏に筋肉がつき、しっかり踏ん張るための土踏まずが形成されて健康的な足元作りができるんです。また、周りが囲まれていない為、外反母趾の心配もありません。草履が日常的に履かれていた昔の日本では、そもそも「外反母趾」という病気はなかったそうですよ。きれいな土踏まずがある健康的な足元作りを目指しましょう。