草履を履く時の靴下、どうすればいいか悩んだことはありませんか?
「草履に靴下を合わせたいけど変かもしれない」という悩みを耳にすることがあります。草履と靴下を合わせるというスタイルはこれまで一般的ではありませんでした。
近年では、草履に靴下を合わせる人は珍しくありません。むしろ、草履にも合わせられる靴下はどんどん増えています。
草履に靴下を合わせる事で、さまざまなメリットも生まれます。
ミサトっ子草履は鼻緒のデザインが豊富で普段使いしやすい草履です。さまざまなデザインの靴下を合わせると、よりおしゃれな感覚で楽しむ事ができます。
今回は、草履と靴下を合わせる事で得られるメリットと、デザインについてご紹介します。草履をよりおしゃれに履きたいという人はチェックしてみてください。
草履と靴下を合わせるメリット
草履と靴下を合わせる事による最大のメリットは“鼻緒ずれ”が防げるという点です。
靴下を履いていれば、生地がクッション代わりになって鼻緒と肌の摩擦を大幅に和らげてくれます。ただ履いているだけで鼻緒ずれ対策になるのです。
ばんそうこうで保護よりも手軽で効果的。はがれる心配もありません。
もう1つのメリットとして、“足を汚れから守ってくれる”というものが挙げられます。靴下が足をカバーしてくれますから、単純に素足が汚れる可能性が下がります。
草履を履いている時の汚れを気になる場合、靴下を履いてみると悩みが解消するかもしれません。
草履に合わせやすい靴下のデザイン
草履に合わせる靴下の形状として、ポピュラーなのは足袋です。和服専用のかしこまったものではなく、ごく普通の靴下と同じ生地・デザインの足袋がたくさん販売されています。
基本的に値段は普通の靴下と変わりません。特殊な生地を使っている場合を除いて、基本的にはせいぜい数百円程度です。
草履に合わせる靴下の選び方
選ぶ時のポイントは、鼻緒のデザインと靴下のデザインがぶつからない事。
例えば、柄入りの鼻緒の場合は靴下のデザインは控えめなものが良いでしょう。逆に無地の鼻緒の場合は、デザイン性のある靴下を選んだ方が合わせやすくなります。
「デザイン性のあるものは、自分には若々しすぎるのでは……」という心配は無用です。年齢を気にする事なく履けるデザインもあります。
性別も問わず合わせられるデザインの靴下も多数販売されています。一度ショップをチェックしてみてください。
おしゃれなカバータイプも存在する
足袋靴下の場合、スニーカー丈(くるぶし丈)かショート丈がほとんどです。
短い丈の足袋靴下は色んな丈のボトムに合わせやすく、ファッションアイテムとしても優秀です。靴下がずり落ちてくる心配もありません。
ところが、「いかにも足袋っぽくて抵抗がある」という意見もちらほら……。そんな人には、カバータイプの足袋靴下がおすすめです。
よくあるカバーソックスと同じ形状をしている足袋靴下や、つま先部分だけの『足袋状カバーソックス』などが市販されています。
あまり目立たないので、見栄えを気にする人はこちらの靴下を試してみてはいかがでしょうか?
さらに、カバーソックスの派生でレース生地を使った足袋靴下もあります。とても華やかな見た目になるので、女性におすすめしたいアイテムです。
浴衣に合う!草履と靴下コーデ
夏になると「浴衣に合わせて草履を履きたいけど、靴下を合わせてもいいの?」というお悩みが多く聞かれます。
浴衣ファッションのアクセントとしてはもちろん、単純に鼻緒ずれ・汚れ対策として靴下を履きたい人も居るのです。
結論からいうと、もちろんOKです!年齢を問わず、足袋などの靴下を履いている人は多く見られます。
浴衣の雰囲気を損なわない靴下デザインをチョイスしよう
「浴衣に靴下を合わせるのは野暮ったい」という意見も決して少なくありません。しかし、最近ではあまり気にしないという人も増えてきています。
むしろ、靴下を合わせる事によるデメリットは小さく、メリットの方が大きいのです。
浴衣に合わせる時は、草履の鼻緒と靴下のデザインの兼ね合いが大事になります。浴衣・鼻緒の柄とぶつからないよう、靴下は白&無地のくるぶし丈を選ぶのが無難。
浴衣の雰囲気を損なわなければ柄やポイントが入っているデザインでもOK。実際に浴衣と草履を合わせてチェックしてみましょう。
まとめ:草履と足袋靴下コーデはおかしくない!
草履に靴下を合わせるファッションは最近ではよく見られるファッションコーディネートです。夏祭りの定番ファッションである“浴衣+草履”でも靴下を合わせて問題ありません。
草履と靴下を合わせるのが不安だった人、鼻緒ずれや汚れを避けたいのに草履を履き辛かったという人。安心して草履と靴下のコーディネートを楽しんでください。
豊富なデザインの草履&靴下で、あなたなりのファッションを表現するのも楽しいですよ。