コーベヤスポーツ・ミサトっ子ぞうりスタッフインタビュー企画第4回は、商品管理課の高須賀晶さんです。
赤いポイントの入ったネイビーカラーのポロシャツにデニムパンツ、そして足元はバナナの葉っぱ柄の草履でいらしてくださいました。
草履とポロシャツのカラーがすごくマッチしていて、健康に良いサンダルとは思えないほどのステキさ!でしたが、もちろん、健康に良いんです。それが草履のいいところ。
愛着が沸いて捨てられない!高須賀さんのぞうりコレクション
高須賀さんは現在ミサトっ子に勤め始めて4年目で、現在4足目の草履。年中、社内で履き続けて、1年1足履きつぶすペースだそうです。
今まで履き潰した草履を捨てられずに持っているとのことだったので、見せていただきました!
草履の偏りが少しずつなくなってきている?
この4足の草履が高須賀さんの歴代草履コレクションです。右から順番に古い順番に並べられています。
よく見ると、1年目の草履は鼻緒が少し偏っていますね。2年目の草履を見ると傾きが少しなくなり、3年目になると更にまっすぐになっています。
少しずつ足の形が整ってきたということなのでしょう。社内で履いているだけだそうですが、それでもこれだけハッキリと結果が出るなんてすごいですね。
柄物を履くきっかけになったギャラクシー柄は自分で選んだ
1足目、2足目は無地の鼻緒のシンプル草履。3足目、4足目は柄の鼻緒になっています。
柄の草履を選んだのは、高須賀さんが選んだ生地が鼻緒に採用されたことがきっかけだったそうです。日暮里で高須賀さんが選んで買った布が草履の鼻緒をして採用され、商品化されたんだとか。
嬉しくてその草履を購入したことが柄物草履にチェンジしたきっかけ。高須賀さんのシンプルなファッションに柄物草履は非常にマッチしていました。
草履を買い換えるタイミングは?
1年に1足買い換えているとのことでしたので、「草履を買い換えようと思うのはどんなタイミングですか?」と伺ってみました。
高須賀さんの基準で草履を買い換えるタイミングを2つ教えてくださいました。
草履がぼろになったら
「草履がぼろぼろになってきたら」というのはまず1つ目。高須賀さんの草履をじっくり見てみると、確かにフチの部分がぼろぼろになっています。
畳表自体はそこまでほつれていませんが、フチがこうなってしまうと確かに不格好です。ここまで履いたら買い替えた方がいいかもしれません。
新しい柄の草履が発売されたら
もう1つのポイントは「新しい柄の草履が発売されたら」だそうです。
夏ごろに新作草履が発売されるミサトっ子。毎年ステキな柄の草履は発売されるので、買い替えたくなるんだそうです。
草履以外の靴やサンダルも「デザインが良いものが出たら買い替える」というのは普通ですね。
何となく草履は特別な履物だと思ってしまって「タイミング」なんて考えてしまいましたが、普通のサンダル感覚でいていいのだと思わされました。
「ミサトっ子ぞうりが大好きなんです」
「草履そのものも好きだけれど、ミサトっ子ぞうりが大好きなんです」
高須賀さんがそうおっしゃるのは、「草履だけでなく、その裏側を知っているから」。
ミサトっ子ぞうりは『ミサトっ子履物』のスタッフが1つずつ手作りしています。高須賀さんはミサトっ子履物のスタッフと仲が良く、たくさんお話しをされるんだそうです。
「無茶なお願いをしても聞いてくれて、それでも草履をちゃんと丁寧に作ってくれるミサトっ子履物のスタッフを尊敬している」と語る高須賀さん。
「その人たちが作った草履だと思うと余計に愛着が湧いて、ミサトっ子ぞうりが大好きになった」んだそうです。
「これからもずっと草履を履きたい」
入社するまで草履を履く習慣が全くなかった高須賀さん。入社して草履のことを知って大好きになって、「これからもずっと履きたい」とおっしゃっておられました。
機械による量産品ばかりの昨今、こうして手作りで作られている履物はとても珍しいですね。子どもにも安心して履かせることができます。
「普段草履を履いているからか、足の力が衰えない気がする」そうです。草履の偏りを見ただけでわかりましたが、そうした体感もあるなんてすばらしいですね。